こんにちは、又造です。
ブライダルチェックでは、慣れない検査に翻弄された私たちですが、検査結果に問題が無いことを祈りながら待つこと2週間・・・。
今回は私たちの検査結果についてお話いたします。
クリニックの待ち時間はやっぱり長い

再びクリニックへやってきました。
ブライダルチェックの検査の時以上に待ち時間がとにかく長い・・・。何のための予約だろうか‥と半ば怒り心頭でしたが、居心地の良いクリニックのせいか、何度も意識が遠のいてしまいました。
長い待ち時間については、不妊治療専門のクリニックではあるあるですね。
そんな待ち時間をどのように過ごしたらよいのか、素敵なコメントがありました。
私は評判の良いクリニックで診察するための待ち時間を「大事な勉強時間」と捉えてもらうといいなと思っています。その時間に不妊治療の勉強をしてみたり、治療情報をチェックすると診察の時の質問も的確に行えます。
引用元:All About 医療・健康 より一部抜粋
意識が遠のいた(寝てた)・・・・などと書いている私がとても恥ずかしくなるくらいですが、待ち時間を有効に使うことは大切ですよね。
クリニックに通い慣れていないときは、待ち時間にイライラしたり、次の予定に間に合わないからと、クリニックの予約をキャンセルしたこともあります。
しかし、通っていくうちに待ち時間は苦にならなくなり、どのように過ごすかはその時の状態によって決め、待ち時間を有効活用できるようになりました。
疲れているときや、何も考えたくないときはあえて何もしないこともありますし、前もって調べておきたいことを検索したり医師への質問内容を考える時間に充てることもありました。
また、クリニックには、様々な雑誌も用意されていたので、ネコの雑誌などを眺めて癒されていました。
検査結果はいかに?

検査結果の結論から言うと、特に気になる所見はありませんでした。
全く異常が無かったか、と言うとそういう訳でもないのですが、想定通りの結果でした。
指摘されたのは、以下の4点です。
- 子宮筋腫が数個ある(大きい筋腫は6cmほど)
- 子宮内膜症
- 風疹の抗体価がグレーゾーン
- 年齢
子宮筋腫と子宮内膜症について
子宮筋腫と子宮内膜症については、以前書いた「治療前のエピソード」という記事のとおり、もともと指摘はされていたので、再認識をしたという感じです。
これらも不妊の原因になる可能性は大いにあるので、楽観視はできないのですが、もともと分かっていただけにダメージはありませんでした。
風疹の抗体価について
風疹の抗体価についてですが、ワクチンを過去に受けたことがあるはずなのですが、なぜか抗体価が少し低かったようです。
風疹の抗体価(HI法)については、ざっと説明すると以下の通りなのですが、
- 抗体価が8倍未満の場合は免疫を保有していないため、ワクチンの接種が必要
- 抗体価が32倍以上ならば免疫を十分に保有している為、ワクチンの接種は必要無い
私の場合はその中間の16倍でした。
風疹の抗体価が何故グレーソーンなのかというと、『ワクチンを1回受けたけど免疫ができなかった』という状態らしく、NIID国立感染症研究所では、以下のように説明しています。
これまでの報告を総合すると、風疹を含むワクチン(今は、原則麻疹風疹混合ワクチンが使われています)を1回接種した人に免疫ができる割合は約95%、2回接種した人に免疫ができる割合は約99%と考えられています。現在は、2回の接種が定期接種として実施されており、より高い効果が得られています。
引用元:NIID国立感染症研究所 風疹Q&A(2018年1月30日改訂)より一部抜粋
残念ながら、私は1回のワクチンでは不十分だったようですね・・。
でも、免疫も全くないわけではないし、ワクチン受ける必要ってあるの?と考えたところ、厚生労働省(平成26年2月)は、予防接種が推奨される風疹抗体価について、抗体価が8倍・16倍で、かつ妊娠などを希望する女性などより確実に予防を行う必要がある方に対して以下のように説明しています。
過去の感染や予防接種により風しんの免疫はありますが、風しんの感染予防には不十分です。そのため、感染によりお腹の赤ちゃんなどへ影響が生じる可能性があります。確実な予防のため、風しん含有ワクチンの接種を推奨します。
引用元:厚生労働省健康局結核感染症課ホームページより一部抜粋
『妊娠を検討しているなら、8倍・16倍の抗体価だと十分な免疫がないからワクチン打っておいたほうがいいよ。』ということらしい。
この時の診察では、「絶対必要というわけではなさそう」と勝手に解釈し、そのままスルーしてしまい、接種しないまま今に至ります・・。
この時から約2年後の、まさに今、予防接種を受けなかったことを後悔しています。
こんな私が言うのは説得力が無いのですが、安心して妊娠生活を送りたい場合は、ワクチンを接種しておいたほうがいいと思います。予防接種後は2か月の避妊期間も必要ですから、計画性を持って挑んでいただきたいです・・(と、過去の自分に言いたいです)。
年齢について
検査をした時点で35歳でしたので、やはり年齢のことは(やんわりと)指摘がありました。
不妊治療を始めるなら早めに考えたほうがいいこと。卵巣機能が衰えてくるので、20代や30代前半に比べ、治療のステップアップは早めであること。とにかく時間が貴重になってくるということをお話しいただけました。
頭の片隅では理解していましたが、いざ指摘されたことで改めて自覚することになりました。
夫の検査結果



さて、ここからは我が夫の検査結果のお話になりますが、こちらも結論から言うと、『異常なし』という結果に終わりました。
検査結果が気になっていた私は、診察が終わった夫に、診察内容を聞いたところ、要領を得ない回答しか返ってきませんでした。
正確に言うと、医師の説明を十分に理解することが出来なかったということらしいです。

分からないことがあるのはしょうがないと思うけど、もう少し真剣に聞いて欲しかったんだけどな・・。

ごめんごめん、事前にもう少し調べておけばよかったよ。
夫と話していても埒が明かないので、検査結果報告書を見せてもらったところ、採血の結果も精液所見も異常値は見当たらず、風疹の抗体価も128倍という優秀な結果でした。
『夫から風疹をうつされる心配はなさそう』ということはだけは分かりました。
ひとまず検査結果には少しホッとしましたが、夫と私の不妊治療に対する温度差を少し感じました。
不妊治療の場合は、治療スタート前にセミナーの参加が必須なクリニックもあり、『不妊治療の基本的な知識を持っていることが前提』で、治療が進んでいく場合があります。
私が通院しているクリニックはまさにそれですが、お互いにとって少しでも治療をスムーズに進めるために、事前に勉強しておくことはとても大切です。
※投稿内容は、あくまでも個人の見解ですので、あらかじめご了承ください。専門用語や治療内容・方針については、専門のサイトや担当医師にご確認ください。
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