不妊ブログ

体外受精へステップアップする決断#11

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こんにちは、又造またぞうです。

前回は人工授精(AIH)の概要とスケジュールについてお話ししました。

そこで、さらっと

人工授精(AIH)×4回=陰性

という結果に終わったことを書かせていただきましたが、今回は少しだけ遡って3回目の人工授精が陰性に終わったころから体外受精へ進むまでのお話を書かせていただきます。

治療をステップアップしなければならない事実に直面したとき、素直に受け入れられるのかはその時になってみないと分かりません。

頭では分かっていても、納得して行動に移すということは意外と骨の折れる作業なのかもしれません。

私の場合は、素直に事実を受け入れることが出来ず当初予定していたよりも1回多く人工授精の治療を行いました。

前回のお話についてはご興味のある方はどうぞご覧ください。

体外受精へ進むことへの葛藤

前回の記事にも書きましたが、私が通院していたクリニックでは年齢に応じてステップアップまでの治療回数の目安が設けられていました。

30代後半の人工授精の目安は約3回ということで、私たち夫婦は人工授精を3回施行しても陰性だった場合は体外受精へステップアップするという計画を立てていました。

人工授精の妊娠率は5~10%とそこまで高くありません。

しかし、あの恐怖に震えた子宮卵管造影検査を乗り越えて挑んだ人工授精です。

さらに子宮卵管造影検査の後は、卵管の通過性も良くなり妊娠しやすくなるというゴールデン期間が数か月あります。これを期待せずにはいられません。

※子宮卵管造影検査については下記の記事を見てくださいね!

しかし、1回目陰性、2回目陰性・・・と続くとその期待感は段々萎んでいきます。

そしていざ3回全ての人工授精が陰性に終わった時、その事実を簡単には受け入れられない自分がいました。

『なんで妊娠しないのだろうか?』

『もしかして、私は体外受精をしなければ妊娠しない身体なのだろうか?』

と妊娠しないことに不安を覚え、ようやくここで自身の年齢や子宮筋腫・内膜症などを罹患している深刻さに気付き始めました。

しかし、このまま体外受精にステップアップすることにも抵抗感がありました。

体外受精に進むという事になると治療費のケタが大きく変わってきますし、仕事との両立も今以上に難しくなる可能性もあります。

現実逃避する

医師にははっきりと冷静に「これ以上人工授精を行ったとしても妊娠率は変わらないので、結果は変わらない可能性が高いです」と告げられました。

しかし私は軽く現実逃避をしてみることにしました。

巷では「治療を辞めたら自然妊娠した」「最後だと思って治療をしたら妊娠した」などという希望に満ち溢れるコメントや体験談も散見されます。

またぞう
またぞう

この時はまだ体外受精に向けて気持ちの切り替えが出来てなかったんだよね。次で妊娠できるかも!という淡い期待をどうしても捨てることが出来なかったんだよなあ。

夫

希望を持つことは大事だけど、現実をみる事も大切だよ・・・・。

またぞう
またぞう

そうだよね・・・少し反省・・

次こそ妊娠できるかもしれない』『体外受精に進むにはまだ心の準備が出来ていない』という思いから、4回目の人工授精を希望したところ意外とあっさりと承諾してくれました。

私と同じようなケースはよくあるのかもしれませんね。

体外受精へ進む前の準備期間

こうして4回目の人工授精に挑むことになったのですが、体外受精も視野に入れて一部準備できることを並行しながら進めることにしました。

体外受精の採卵に進む前には準備期間が設けられており、下記のような書類の準備やセミナーへの参加などを実施する必要がありました。

  • 体外受精に関する同意書の提出
  • その他同意書の提出
  • その他書類の提出(住民票・戸籍謄本など)
  • 感染症・ホルモン値・AMH等の測定(採血)
  • 自己注射指導
  • 体外受精(IVF)セミナーの参加

治療の順序があるので全ての内容を治療と並行して進めることは出来ませんでしたが、体外受精へ進むための心の準備期間としては十分な1か月間でした。

体外受精への決断

さて、最後にと思い挑んだ4回目の人工授精ですが、結果はすでにお伝えしている通り陰性に終わりました。

希望の見出せない結果で申し訳ないのですが、私の最後の戦いはあっけなく終了し『体外受精』という新たなステージに進むことになりました。

しかし4回目の人工授精が陰性だったことで、最終的にステップアップすることを決断することが出来ました(半ば諦めですが)。

気持ちを切り替えるためにも、私たち夫婦にとっては必要な時間だったようです。

おわりに

不妊治療をしていると、ステップアップを考える場面が少なからず出てくると思います。

特に体外受精へステップアップする場合は大きな葛藤・不安と向き合うことが多くなるでしょう。

治療による精神的・身体的負担や治療への恐怖・不安といった心理的側面、また治療の費用・仕事との両立など経済的・社会的など様々な側面から考えていかなければなりません。

その為に多少の時間を費やすことが夫婦にとって良い決断をもたらすこともあるということを知っていただきたいです。

私は治療を始めてから2年以上経過しましたが、本当にあっという間です。

その間に無駄に過ごしてしまった時間もありますが、この時は少し寄り道したお陰で後悔することなく体外受精に進むことが出来たと思っています。

不妊治療には限りがある』と常々言われますが、時間との付き合い方はバランスが重要だと思います。スピーディーに治療をこなしていくことは大切ですが、治療期間が長くなるにつれ、またステップアップなどの節目には一度夫婦で話し合った上で納得して治療に挑むことが重要ではないでしょうか。

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